前日展望

スワンS・オクトーバーS:前日展望

10/12(月)|京都・東京

公開日時: 2026年10月12日 06:42

秋のG2、スワンSへ——10月12日(月)東京・京都展望

三連休の最終日、東京と京都の2場開催です。前日時点の予報では両場とも晴れ、馬場は良。秋らしい絶好のコンディションで迎えられそうですね。メインには京都のG2スワンS、東京ではオープン特別オクトーバーSと、見応えのある2鞍が control されています。さっそく前日段階のMARの数字を眺めていきましょう。

京都11R スワンS(G2・芝1400m・18頭)

発走は15時45分。マイル戦線とスプリント戦線の交差点に位置する、秋のG1へ向けた重要な前哨戦です。京都の外回り1400mは、長い直線と下り坂を活かした末脚勝負になりやすく、差し・追い込み勢にもチャンスが生まれるコース。18頭フルゲートとなれば、枠順と位置取りの綾も結果を左右しそうです。

昨年はオフトレイル(牡4・菅原明良騎手)が1分18秒9で優勝。単勝7.5倍の5番人気での戴冠で、馬場は良でした。人気上位で決まりきらない一戦という点は、今年も頭に入れておきたいところです。

前日段階でMARが上位に挙げているのは、まずダイヤモンドノット(牡3・横山武騎手/福永厩舎)。父ブリックスアンドモルタル、母父ディープインパクトという配合で、回収率軸は48。推定3番人気・オッズ7.0と、市場評価のほうがやや高く出ているタイプです。父は芝の中距離〜マイル域で切れを伝える傾向があり、母父ディープインパクトとの組み合わせは京都の下り坂からの加速に向くかもしれません。

2番手がショウナンザナドゥ(牝4・池添騎手/松下厩舎)。父キズナ、母父Pulpitで回収率軸は48。推定9番人気・17.9倍と、評価と指数のギャップがある一頭です。キズナ産駒は京都芝での実績が豊富で、湿った馬場にも対応しやすい血統。もし前日予報が外れて雨が落ちるようなら、相対的に浮上する可能性もありそうです。

3番手にはレイベリング(牡6・鮫島駿騎手/鹿戸厩舎)。父Frankel、母父Docksiderで回収率軸45。推定16番人気・72.7倍という評価ですが、MARはこの馬を拾っています。Frankel産駒は底力型で、ペースが流れたときの粘り強さが武器。18頭立てで前半が速くなれば、面白い場面があるかもしれません。

MAR-hit(的中率重視)とMAR-val(回収率重視)の最終的な選出は、当日の馬体重や最終オッズが出揃ってから確定します。前日のこの数字は、あくまで出発点として眺めていただければと思います。

東京11R オクトーバーS(オープン・芝2000m・18頭)

15時30分発走、東京の芝2000m。スタート直後にコーナーを迎えるため枠順の影響が出やすく、かつ最後の直線525.9mで差し脚が問われる、ごまかしの利かない舞台です。

昨年の勝ち馬はニシノレヴナント(当時セ5・野中悠太騎手)。単勝47.0倍・13番人気という大波乱を演出し、1分57秒5で駆け抜けました。そしてそのニシノレヴナント(セ6・内田博騎手/上原博厩舎)が今年も登録。前日段階のMAR回収率軸は50で、推定10番人気・19.6倍。父ネロ、母父コンデュイットという異色の配合ですが、東京芝2000mで一度結果を出している事実は無視できません。連覇があるとすれば、なかなかのドラマですね。

MARが最上位に置いているのはメイショウハチコウ(牡3・丹内騎手/牧浦厩舎)。父ロジャーバローズ、母父アグネスデジタルで回収率軸47、推定2番人気・7.2倍。父はダービー馬で中距離の持久力を伝える血統、母父アグネスデジタルは馬場を問わないタフさが持ち味です。3歳馬の斤量面も含め、注目しています。

もう一頭、アスクセクシーモア(牡4・岩田康騎手/福永厩舎)は回収率軸59とこの日の特別戦でも高めの数字。父キタサンブラック、母父Ready's Imageで、推定1番人気・3.9倍。市場評価のほうが高く出ているぶん妙味は限られますが、キタサンブラック産駒の東京芝2000mは血統的な相性の良さを感じるところです。

その他の注目レース

京都10R 堀川特別(芝1800m・10頭)では、カムアップローゼス(牡3・西村淳騎手)が回収率軸55でMAR上位。父リオンディーズ×母父マンハッタンカフェという、しぶとさの光る配合です。一方で推定8番人気のアンヘリータス(牝3・菅原明騎手)も指数41ながらMAR1位に置かれており、市場評価より高く出ている点が気になります。

京都9R 蹴上特別(ダート1800m)はロードソルスティス(牡4・横山琉騎手)が回収率軸53、クロノスバレット(牡5相当・松山騎手)が51と拮抗。東京10R 昇仙峡S(芝2400m)ではショウナンサムデイ(牝4・三浦騎手)が51で、推定7番人気という評価に対してMARは一歩踏み込んだ数字を示しています。

新馬戦ピックアップ

京都5R・芝1800mの新馬戦で、コスモベネチアが指数75とこの日の新馬戦では突出した数値。父キタサンブラック、母父ヘニーヒューズという、スタミナとパワーを兼備した配合です。推定2番人気という市場の評価とも方向性が一致しており、デビュー戦から動けるタイプかもしれません。京都4R(ダート1800m)のマーゴットバサラ(指数74・父Upstart)も、推定10番人気という評価とのギャップが面白いところです。

おわりに

三連休の締めくくり、皆さんはどのレースを楽しみにしていますか? 私はスワンSの3歳馬がどこまでやれるかに注目しています。指数は当日のオッズや馬体重で動きますので、最終的なMAR-hit・MAR-valの選出とあわせてチェックしてみてください。良い一日になりますように。